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タスクの4分類とは?
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
仕事をするうえで、誰もが任意のタスクを担当します。
経験の浅いうちは比較的単純であったり、定型であったり、未知の範囲が狭いタスクを担当することが多いですが、次第に難易度は増していきます。
そこで、この記事ではタスクを4種類に分類して紹介します。
シンプルなタスク
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シンプルなタスクは、以降に紹介するような「他者依存」「分岐」「繰り返し」が存在しないような1ステップずつ順序立てて進めるようなタスクです。
例えば、手順書を作成するタスクだとしたら
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のような内容です。
他者依存のあるタスク
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他者依存のあるタスクは、タスクの一部について他者の協力が必要になるようなタスクです。
例えば、2部門にまたがる業務のプロセスを可視化するためのタスクだとしたら
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のようなものです。
条件分岐のあるタスク
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条件分岐のあるタスクは、条件分岐が存在するようなタスクです。
例えば、バグ対応に関するタスクだとしたら
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のようなものです。
繰り返しのあるタスク
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繰り返しのあるタスクは、任意のステップを繰り返すようなタスクです。
例えば、複数ページのドキュメントに同じ観点の修正を適用するタスクだとしたら
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のようなものです。
複合要素のあるタスク
4種類のタスクについて紹介しましたが、「他者依存」「分岐」「繰り返し」は単独とは限らず複合の場合もあります。
タスクばらしについて
上記のようなタスクの分類を理解していると、手元のタスクを細分化して扱う「タスクばらし」をしやすくなります。
タスクばらしについては、以前まとめたZennBookがあるので気になる方は参照ください。
まとめ
タスクの4分類を紹介しました。
タスクの取り扱いがうまくなると、仕事の見積もりがうまくなったり、仕事の段取りが早くなったり、割り込みに強くなったり、タスクの状況を他者に説明しやすくなるという利点があります。
これらの4分類は、プログラミングにおける
- 順次処理
- 他のメソッド、関数の呼び出し
- 分岐の記述
- 繰り返しの記述
などに通じるところがあります。
タスクの整理をする際にプログラミングをするときと同じ考え方をしておくと、理解が捗るでしょう。